比較用に私の文章を貼ります(挨拶)
突然ですがBingAIで「ゴッホ 林檎」を、少し工夫すると、こうなります。油絵について細かく指示しなくても、ゴッホの画風を参考にすることは、現在可能です。
BingAIは一度に4枚の画像を生成します。私は確率で生成された4枚の中では、この林檎は好きです。しかし、画像生成AIの使い方の観点では、プロンプトがシンプルです。だから、私は抽象画の方が、プロンプトを工夫するかいがあります。
「芥川龍之介文体で随筆書いて」
☝️青空文庫に収録されている作家(パブリックドメイン)から、芥川龍之介・与謝野晶子・森鴎外を指定しました。ChatGPTが思い描いた作家のテイストなのでしょう。作家名を指定しない時と比べて、より人が書いた文章に近いです。
①私の元データ
②ChatGPTの価値観(ガイドライン)
③指定された作家の文体を参考にしようとした結果
3つの要素が混ざった文章です。
これしかできないのか
ここまでできるのか
将来どうなるのか?
色んな視点があるかと思います。
この記事で確認出来ること
- 話した時間4:41
- AI文字起こし 917文字
- ChatGPT Plusのコラム 2814文字(※1500文字の指定を超過)
- 3パターンの分体模写の試みと現実
- 私の意見
ChatGPT Plusの処理結果がこちら
試したことから言えること
4分41秒話して、文字起こしAIが917文字テキストデータにしてくれました。誤字が少しあるけど、精度は高いと感じました。
プロンプトで要約・一言要約・コラム化を指示しました。要約は問題なし。2814文字に膨らんだ文章は、リンクしてあるので確認出来ます。けど、オススメ出来る水準ではない。
冒頭に私の文章へリンクしました。巧拙はともかく、私の個性やキャラクターを反映した、私の言葉・表現です。
対して、ChatGPT Plusが頑張ってくれた2814文字は、整っているけど、「無色」になった感じです。マニュアルやFAQなど、「説明文」なら実用出来ると思います。
けれど、文体模写は失敗しているけど、現時点でも、文体を書き分けることは出来ています。指定しない時の無色な文章と異なります。
現時点は、マニュアルや、下書き、音声入力結果を整えるなどが、オススメです。
AIの進歩は速いです。将来、「ゴッホ 猫」のように、作家の名前を指定して、テーマ・読者など文章の用途を説明し、随筆を書かせることが出来るかもしれません。
AIが、例えば夏目漱石の個性を再現した場合、漱石の価値観が反映されていれば、故人の漱石の「新作」が出ることになります。
技術的に難しいはずだけど、現時点である程度出来てます。現役の作家が、AIで甦った文豪と競争する日はくるのでしょうか。
また、内容はOpenAIのガイドラインの変奏ですけど、現在の表現でも悪用出来ると思います。
個性。その人の言葉。AIには書けない言葉。言語生成AI以後を生きる私達にとって、自分の言葉の価値が高まっていると、私は思います。