AIのことを語りたい。

言語生成AIと人の共生は、言語生成AIと共に学ぶこと。言語生成AIの主に人文系の学習用途を模索するblogです。

仕様とガイドライン変更と機能向上で変わらないものを探す試み。

はじめに(あるいは編集方針)

読者さんが、せっかく時間を割いてこのブログに訪れて下さるのだから、価値を提供したいと考えています。
人の希少財は時間です。健康も資産も時間が前提です。(その人が存在しなければ、健康を保ったり富を増やしたり出来ない)

人間の寿命は、個人の努力・運・科学技術の進歩が関係します。僕らは、健康寿命を伸ばすために出来ることはあります。対して、運をコントロールするのは難しい(地下鉄サリン事件や3.11等の被害に遭う遭わないの選択肢は、私には無いです)。まして科学技術の進歩! 「ヘイフリックの限界やテロメアの短縮」は個人にはちょっと……

 

だから、私は私の時間を使い、考える材料を提供するすることに努めています。具体的には。

技術を扱うこともありますが、「何なのか」とか「何が出来るのか」「何は言えて、何は言えないのか」などを書きます。

 

僕らは価値観が異なります。例えば、経済vs倫理の問題が起きたら、両方の利益を確保し社会への影響を小さくする意味で、私は慎重になります。

同じことを、走りながら問題解決する考え方もあります。私から見て、両者は対立するものではありません。方法と優先順位が異なるだけで、全体の利益と損失を考える点は共通します。

だから、お互いを尊重出来るなら、考え方が異なっても、対話は成立します。

これらを踏まえ、このblogは、私と価値観が異なる方にも、ご活用いただける価値を目指しています。

 

チャットログ①

https://www.tumblr.com/karasutoragara/719076778102112256/%E3%81%8A%E9%A1%8C-nlp

📝うちのblogは長い傾向があるので、この記事から、チャットログを本文から切り離し、blogに埋め込みました。チャットログ単位でURLがあります。Tumblrをご利用ならリブログ機能も有ります。📝

チャットログ②

https://www.tumblr.com/karasutoragara/719077471700582400/%E3%81%8A%E9%A1%8C-%E6%94%BB%E6%92%83%E7%9A%84%E3%81%AA%E7%99%BA%E8%A8%80%E3%81%A8%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%81%8B%E6%96%87%E8%84%88%E3%81%A7%E5%88%A4%E6%96%AD%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%88%E5%85%B1%E9%80%9A-%E5%80%AB%E7%90%86%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E6%80%9D%E8%80%83%E5%AE%9F

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まとめ

①理解と効用

  1. 理解は、深いほど望ましい
  2. AIが問題解決に役立つ(架空のシナリオ)
  3. 個人情報やプライバシーを除外した形でもAIが答えを出せることの豊かさ・可能性
  4. AIの回答には教材として可能性がある

「1」は選択肢の話です。選択肢を増やすことに繋がる。「3」は抽象的な内容でも、読み取って回答します。つまり、個人情報とプライバシーが守られるのなら、人に話しにくい問題も、抽象化してフィードバックを得られます。専門家に相談する前に、何にどう困っているか、課題を可視化出来ます。

 

②観察と分析

  1. ChatGPT Plus(GPT-4)とBingAIの比較
  2. Bardの特性とGoogleガイドラインについて
  3. BingAIの応答パターンとその安定性

今回のチャットログで、同じGPT-4ベースのはずなのに、BingAIは個性的な反応を示しています。ChatGPT Plusと比較し、ChatGPTはリアルタイムにネットに接続していないことも含めて検討すると、ニュートラルな(規制かけてない)GPT-4のスペックがあり、OpenAIのガイドラインがあり、Microsoftはかなり工夫してることが推論出来ます。Bingに搭載してGoogleと競争するのだから、高性能かつ安定することを意識すると思うのですが、いかがでしょう。

 

③AIと人間は違う

  1. 違和感の理由を探る
  2. AIの回答はなぜ異なるか
  3. Bardが人間のように感じられる理由とその複雑さ

「1」は、言語生成AIの調整の理由から、OpenAI・MicrosoftGoogleの方針が見えると思います。「2」人も倫理観があるし、法律も守るし、組織で働くなら方針もあります。けれど、自律的な存在で、言語生成AIのように仕様やガイドラインの変更があっても認識出来ない状態ではありません。

「3」Bardはピーキーです。比喩です。お気に入りのゲームがあるとします。コントローラーの感度を設定で変更します。感度が高いとスティックを軽く傾けただけで、キャラが移動し過ぎます。感度を下げるとキビキビ反応しません。

言い直すと、ピーキーは、設定や調整が微妙で、ちょっとした変化で大きく影響を受ける、という意味で用いられます。

 

そもそも2017年にTransformerを生み出したGoogleだから、技術力以外の要素を、私は検討します。具体的には、BingAIと真逆なんです。

  • 創造的です。
  • 具体的です。(ChatGPTは一般的かつ中立で、デザインされてます)
  • 自分の意見を言います。
  • 感情表現が豊かで、より人に近い振る舞いをします。
  • リアルタイムでネットに接続してます。

例えば、こう。これは、素人から見ても、極めて複雑で高度なことです。それは、「言語モデルなので、それは出来ません」的、無慈悲な地蔵モードにもなるでしょう。

個人的には、Googleがこの方向で行くのか、「検索エンジンに載せるなら、BingAIの方向だった」と路線変更するのか、興味を持っています。

 

「AI」と人の関係を、抽象化して把握すると、20年先でも使えるはずです。Windows98や2000の知識は、今も使えますから。「操作方法」「設定方法」「機能」は変化してます。「CPUとメモリとストレージを内蔵した計算機でモニターとキーボードとマウスがついており、電気で動くしネットに繋がる」ことは、共通。

 

だから、プロンプトの暗記ではなく、OSとは何か僕らは学んだように「AI」とは「言語モデル」とは「言語生成AI」とは何かを、遊びながら発見することで、半年先も10年先も、使い続けられる「財産」が増えると思うのです。

 

ホームページビルダーの書いてくれるHTMLは余分な情報があると気がついて、テキストエディタとHTMLと、とほほさんのサイトを道標に、ネットの海に漕ぎ出した頃を、思い出します。言語生成AIが起こす変化は、似た点があるのかもしれません。